2004年1月7日(水)20:31

アハーンEU議長は欧州憲法で歩み寄りを模索

ワルシャワ(AP)

欧州憲法をめぐる論争で、アイルランドのバーティー・アハーン首相は水曜日、ポーランドとの間で妥協点を模索した。ポーランドのレシェク・ミレル首相との電話会談でアハーン首相は6月30日までのアイルランドのEU議長任期中に欧州憲法で合意を取りつけたいとの意向を強調した、とポーランドの公式発表は伝えている。5月1日に欧州連合に加盟するポーランドは、スペインとともに将来像会議の提出した憲法草案にもっとも激しく異を唱えた。両国はニース条約で定められた閣僚理事会の票配分に固執している。同条約では両国に人口比以上の票が認められている。去る12月中旬のブリュッセル首脳会議はこの問題で紛糾し、欧州憲法の可決に至らなかった。




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